三休橋筋愛好会の森山秀二さんに、大阪のユニークかつ実績を挙げているまちづくりをまとめた本「大阪のひきだし」とそこに取り上げられたまちづくリの数々についてお話をうかがい、会場のコモンカフェには40名の方々が詰めかけました。
2000年5月に都市大阪更生研究会で知り合った5人組が誕生し、その後、大阪のひきだしが完成するまでのアツいプロセスを教えていただきました。
「大阪のひきだし」に取り上げられたまちづくリの数々は、行政や企業にたよらずそのまちが大好きなひとたち自身の手によって進められたものばかり。その行動力や活動のひろがりは先の市長選や府知事選で各候補が語る常套文句「大阪には元気がない」という言葉を覆すようなエネルギーを放っていました。
そんな活動を本というかたちで世の中にアピールすることは「実は大阪のまちって元気じゃないか」とまちのポテンシャルを再認識させ、「なんだ、こうすれば自分たちにもできるじゃないか」というリアリティを与えることにつながるでしょう。
本の出版にはそんな力があることをきづかせてくれました。(吉永)
橋爪 紳也,三休橋筋愛好会,中谷 ノボル,酒井 一光 鹿島出版会 2006-07-06
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