自分たちも本が出せるかもしれない、と思わせること

狩野さん、吉永さん


山崎です。

昨日、別件の打ち合わせで「けんちくの手帖本」について話をしていました。
その人たちは、普通のデザイナーさんたちだったのですが、けんちくの手帖本で最も興味を引かれるところは、「自分たちも本が出せるかもしれない!」と思わせることだと言っていました。

その意味では、けんちくの手帖本は、本の内容ももちろん紹介しなきゃならないのですが、本を出す道筋というのがどんなバリエーションを持っているのかを示す必要がありそうです。

・フリーペーパー発展型(南部再生、三角スケール)
・論文型(テクノスケープ、沢田マンション)
・フィールドワーク型(高知遺産、京都げのむ、マゾヒスティックランドスケープ、キョートダンメンロシュツ)
・提案書型(スペーススペース、引越家族、環濠生活)
・企画持込型(OSOTO)

フィールドワーク型は、さらに細かく「フィールドワークからシンポジウム」とか「フィールドワークから展覧会」とか、いくつかに分かれるかもしれません。
いずれにしても、けんちく・デザイン関係者が本を出版しようとするときに、どんなルートがあるのかを示すことも「けんちくの手帖本」の重要な役割だと思います。
また、その際に出版社の人とどんなやり取りがあったのか、何を苦労したのか、本になる決め手はなんだったのか、などをしっかり書いておく必要がありそうです。
必要であれば追加ヒアリングなどをしたほうが良さそうですね。

メールの続きは別の内容なので省略

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