高知人が未来に残したい高知がここに 高知遺産




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高知遺産プロジェクトの竹村直也さん(左)、井戸宙烈さん(右)

 「高知遺産」は2004年に高知市のギャラリーで4回にわたって開催された展覧会【高知遺産】で参加者および来場者よりセレクトされた400点あまりの高知県の「遺したい」あるいは「大切な」建築、まち、風景を紹介した「高知本」です。
 「高知遺産」には高知県と聞いたときに思い浮かぶ観光地などは載せられていません。そこにはいま高知に住む人々が面白いと思うもの、あらためて掘り起こしてみると興味深い歴史が見えてくるものなどが南国の青い空を背景にした美しい写真、テキストによって紹介されています。この本、片手に高知を放浪してみたくなる、そんな一冊です。
 前半は自費出版するまでの解説があり、編集、デザイン、撮影、写真の色分解まで内輪で行ったのだとか。本を卸に通さない販売ルートで売っていくことで経費を抑えたことなど、本業を別にお持ちでありながら、よくできたなと感心するエピソードが聞けました。(吉永)



高知遺産 ミクシィコミュ
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けんちくの手帖のお客様 高知遺産の感想
http://blog.livedoor.jp/tam_popo/archives/50099087.html

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