京都らしさとは何かを問い直す 京都げのむ

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「京都げのむ」の柳沢さん、渡辺さん

 京都の学生有志の集まり「京都CDL(京都コミュニティ・デザイン・リーグ)」と、その機関誌『京都げのむ』の中心メンバー柳沢さん、渡辺さんをゲストに迎えました。
 「京都CDL」は京都の建築を学ぶ学生たちが学校の枠を超えて、京都の建築やまちについて考える集まりです。
 彼らの活動の大きな軸は「『京都らしさ』を問い直す」ということのようです。それは、神社仏閣や町家による町並みなど、お決まりの京都とは違う「京都像」を見出すこと。
 学生ならではのフットワークの軽さ、有り余る体力を活かした人海戦術、そして発展途上ならではの斬新な発想を活かした膨大なフィールドワークは、さまざまな興味深い「京都像」を浮かび上がらせていました。
 雑誌『京都げのむ』はそんな5年にわたる活動記録を中心に編集されています。京都の有名な建築に値段をつけたり、銭湯や墓地をデータベース化したり、京都を記録し続けながらひたすら縦断横断するなど、他に類を見ない京都のオルタナティブアーカイブを産み出していました。
 イベント後、柳沢さん、渡辺さんには感謝の言葉をかけていただきましたが、わたしたちスタッフもこんな充実感を味合わせてくれたお二人に感謝感謝です。(吉永)

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