architects’ BAR 「けんちく本つくりたい人集まれ」vol.19/ 『「野田+福島」を出版してもだいじょうぶ!? ~サラリーマンたちによるまちの魅力発信への挑戦~』 レポート

さる、4月18日
architect's BAR~建築本つくりたい人集まれvol.19を開催しました。



今回は野田・福島エリアの街のさまざまな魅力を盛り込んだ本
『野田+福島―路地裏から「ほたるまち」まで』の出版に関わられた
都市大阪創生研究会ワーキンググループの岸田文夫氏に
出版にいたる経緯をお話いただきました。



『野田+福島―路地裏から「ほたるまち」まで』
野田、福島を取り上げたフリーペーパー「野田+福島」を再編集した本。
その切り口は町屋、銭湯、市場などさまざまで、
住民ですら気がつかなかった
野田・福島エリアのポテンシャルを余すことなく伝えています。



本の評判は地元の本屋でも上々で
住民の方々が数冊まとめて買っていくのだそうです。
ある人は地元のお土産に、
ある人は野田福島から出て暮らす親戚や知り合いに配ったり。

そう、この本のおかげで地元の方々は
自分の住む町を人に自慢したい、離れて暮らす人に伝えたいと
思うようになったのです。



“報告書でまちは変わらない、まちに働きかける実践をしたい”
という思いでつくり始めたフリーペーパーはその思いの通り
野田福島のひとびとの意識を変えていったのでした。

世の中には数多くのフリーペーパーが発行されています。
けんちくの手帖でも「季刊けんちくの手帖」と題して
イベント毎に活動を紹介するフリーペーパーを発行することになりました。
「野田+福島」のようにフリーペーパーがまちの人々の意識を変える
そんなリアリティを得ることができた今回のイベントでした。



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