2008年6月18日水曜日

OSOTO

OSOTO(オソト) vol.01OSOTO(オソト) vol.02
OSOTO(オソト)vol.03OSOTO(オソト)vol.04

http://www.osoto.jp/
以下、引用。

だれでも「おそと」で楽しいひと時を過ごした経験があると思います。それは、子供のとき遊んだことであったり、大切な人と語り合ったことだったりします。散歩したり、木陰でゆっくりくつろいだり、草花を愛でたりしたこともあるでしょう。仲間と集まって汗を流した思い出や、なぜか青空の下で食べたものが美味しかったという記憶であるかもしれません。あげればきりが無いけれど、「おそと」と呼ぶ屋外空間で心地よい時間が流れることがあります。この気持ちを少しずつでいいから共有していきたい。屋外空間の楽しみを小さなことから伝えていきたい。そんな思いで『OSOTO』は創刊されました。

公園、広場、道、あるいは庭や野山にいたるまで、屋外空間は魅力に満ちています。室内のように具体的な使い方や楽しみ方が決まっているわけではありません。でも、だからこそ多様な関わり方が可能になります。屋外空間では、その楽しみ方を知って、使いこなしていくという感覚が必要となるのです。自らが環境に関わって何かを発見していく。その中で心地よい居場所が見つけられたとき、本当の楽しさが感じられるのだと思います。そう考えると使い方を限定するような、ある意味でおせっかいな施設はいらないのかもしれません。与えられた使い方のメニューに受動的になるのではなく、能動的に働きかけていく人々の姿が魅力的なのだと思います。自然環境を含めて可能性を秘めた屋外空間に身をおき、創意工夫で楽しみ方を増やしていくことが大切なことなのです。

そう思いながらふと周りを見回すと、屋外空間を使いこなす達人とも言える人がいることに気が付きます。巧みなまでに環境を読み取って、自分の居場所を見つけている人達です。『OSOTO』では、このような人々を紹介しながら、屋外空間の魅力を伝えていきたいと考えています。より多くの人が喜びながら室内から外へ出かけていくために。また、人々が使いこなすことによって育まれていく場所のあり方にも目を向けていきたいと思います。それは、人々の活動の痕跡と時間の積み重ねによって生み出される環境です。使いこなす人々と環境が相互に関係を持ちながら成り立つような状況が生み出されることを願っているのです。

自らの判断で行動し、人それぞれに満足のいく成果を生み出し、それを社会の中で共有していく。このプロセスを意識することから、パブリックのあり方やそれを支える大きな要素である屋外空間(オープンスペース)の可能性についても模索したいと思います。

自分から環境に働きかけることで得られる楽しみ。それを大切にする人を、『OSOTO』は応援していきたいと思います。楽しみをお互いに分かち合うために、「おそと」で過ごすライフスタイルを提案していきたいと考えています。

OSOTO 編集長 忽那裕樹(Kutsuna Hiroki )

0 件のコメント: