尼崎南部限定のフリーペーパー南部再生

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 「あまけん(尼崎南部再生研究室)」の若狭健作さん(左)、綱本武雄さん(右)

http://www.amaken.jp/

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フリーペーパーを使って尼崎の南部地区のまちづくりをすすめている「あまけん(尼崎南部再生研究室)」の綱本さん、若狭さんからのお話をうかがいました。
 「南部再生」は、尼崎の南部地域をオモシロがって発信するフリーペーパー。空気が悪い、ヤンキーのまち、大阪府尼崎市…尼崎のイメージなんてこんなもの。でもそれだけじゃない。取材という視線でまちを歩けば、オモシロイこと、ちょっといい話、結構リッパなことが湧き出てきます。
 学生、新聞記者、会社員、商店主、行政マンらが渾然一体となったチームがどのような目線でまちに入り込み、発信できる内容に仕立てているかお話をうかがいました。
 尼崎運河クルージングの活動やアマイモというさつまいもの話、突撃従業員食堂という企画で市役所や警察署の食堂に訪れた話など、どれも仕掛けている側が楽しくなりそうな話でした。
 フリーペーパーをつくったことで尼崎界隈にネットワークができたこと、そこからメイドイン尼崎の事業につながる話など、地域に根ざすことで生まれるまちづくりのかたち。それはシンボルロードや箱ものを作ることあるいはイベントを行うこととはちがう可能性を指し示していました。 (吉永)

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