2008年5月31日土曜日

テクノスケープは新語?

Yahoo!辞書より、引用。
テクノスケープ (てくのすけーぷ)
-カルチャー&エンタテインメント -2008年1月22日

テクノロジー(技術)とランドスケープ(景観)との合成語で、工場や鉄塔、水門などの産業景観を表す。インド出身の文化人類学者アルジュン・アパデュライが造った用語で、近畿大学准教授の岡田昌彰による一連の研究によって、最近日本でも広く注目を集めている。これまで産業景観はマイナスイメージとして捉えられていたが、最近ではそれがいわゆる工場萌えのようにプラスイメージで捉えられるようになった。岡田は産業景観の価値を2つの観点から分析している。その1つは文化的・歴史的・社会的な意味づけによって、景観の価値が評価されるという「意味の評価」で、近代化遺産や産業遺産とよばれるものがこれに当たる。もう1つは「表層的評価」で、機能のみを追求した結果生まれたこの産業景観が、その特異な外観や形態によって人気を得ているというのである。明治時代から昭和初期までは工場などの建築物は経済繁栄の落とし子としてみなされていたが、高度成長期の公害問題の顕在化によってマイナスイメージが強まり、今また企業努力などによってようやくそのイメージが大きく転換しようとしているのである。

0 件のコメント: